くじら

ベッドが軋む
寝返りうつたびにギッギッと悲鳴
悲惨な映画見たあとみたいな気持ちに襲われた
そう!ソドムの市見たあと!
冬って意外とせっかちだよねえ


大学近くのベローチェで深夜談笑。
煙に包まれながら、先輩の話を聞き流しながら 抹茶すする
楽しい。楽しい。
人の温みは好きだ、なのにときたま嫌になる。
(笑)を語尾につけながらその嫌悪をどう隠そうか考えている。


好きな人?に100円もらった 飲み物買いな、って。
さらに好きになった! だいすき!

害虫

夜11時からその日売れ残ったものを
ゴミ箱にほおりこむ地獄の作業が始まる。
甘さ、酸っぱさ、香ばしさがまざって主張をはじめ、
心臓がじくじくするようなにおいが体を占める
いちにさん、いちにさん。
小気味よくほおりこめ!
さあさ、リズムを乱さずに!

そのうちやめます。

ママン

軽井沢のことで頭いっぱい。
腐乱が8月になってからさらに進んでいる。

優しげなひとを選ぶようになった。
優しげで許してくれるひとを選ぶようになった。
しょうがないなあ、と諦めて許す。
だいすきなひとがわからない。

中心に向かって腐る。
笑顔は外からしかなぞれない。
内側は笑顔なのだろうか。
やさしいひとは、いい。


22日、素敵。

摂氏零度

高崎線の中でだべる女子高生たちは、
エナメルのバッグをぱんぱんにしてわたしを蹴散らし通り過ぎる
そして私はいくつかの駅を経てなみくじら号に乗り換える
寝ていないものだからついついうたた寝してしまった。
水上で飛び起きる。DSを落とす。拾う。
次に乗った電車は9分間でばいばい
土合の駅でしばし癒される
一応観光だからな・・・と運動靴の親子連れに混じって
一人サンダルで462段登頂。息切れ。二十歳だからね。
肌寒いホームでひとり読書。あーたのしかった。鶴田謙二


長岡の駅についたころふたりと合流。スタバで新幹線の愚痴。
夜。花火を見る。席を横取りされたことに泣く。フェニックス席。

墓参りでけもの道を登り、母が号泣する
ほんとに落ちたら谷みたいなところをサンダルで登った。
父はわたしたちを殺すつもりだったのかも。ねえ。
でも景色はよかった。虫いっぱいいた。景色はよかった。


そして眠る。
思い出だけぎう、として眠る
あー、お茶漬け屋から連絡来ない

ミント味のほっぺ

夏になる。なっている。
皮膚にぺたり。はりつく空気。
でも笑顔が見られるからいいのだ。花火大会にいく。笑顔。
浪人終えてからあまり使わなくなった机に突っ伏して
ミント味のアイスをたべる。毎日ね。
夏ははじまっている。笑顔もある。あるよね。


ちょっと浮きたい。はしゃぎすぎてる。


チャリで真夏を突っ切るつもり。
低体温、まだ暑くない。


Spirit of Wonder (KCデラックス)

Spirit of Wonder (KCデラックス)

そうそう。ブックオフで100円。まさか。
おもいでエマノン読む前に予習。
forget-me-notを読める日はいつくるのだろうか。

タッチ!

飲んで帰る途中路上でおっぱいタッチされたあげく
卑猥なことばを聞かされる。
あー、と思ったとき
天使降臨。
白衣の天使降臨。
ほんとに看護師だったの。車で家のちかくまで送ってもらった。運がいいやら悪いやら。


明日は無人島でバーベキュー。
楽しいのに死にたい、ってなんだろ。
わがままだ。